モニュメント備忘録

モニュメントを忘れないためのメモ

千葉県浦安市

「浦安市の彫刻」簡易表

作者タイトル(別名)設置年素材設置場所状況ページ 1 富永直樹 慈愛 2000 ブロンズ 郷土博物館 外 78 2 富永直樹 CHRISTMAS EVE 1994 ブロンズ 文化会館 内 80 3 富永直樹 天地への讃歌 1993 ブロンズ 文化会館 内 79 4 富永直樹 懐かしい古き浦安 2000 ブ…

志津雅美・有田武生《まる》1986年,しおかぜ緑道

意匠:志津雅美 制作:有田武生 素材:能勢石 志津 雅美(しず まさみ 1948-) 鹿児島県に生まれる。 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業、井手則雄に師事。 有田 武生(ありた たけお 1947-) 福岡県北九州市小倉区に生まれる。 東京造形大学彫刻科卒業。 …

関谷章夫《希望の泉》1988年,舞浜駅前広場

関谷 章夫(せきや ふみお 1934-) 東京都に生まれる。 慶応義塾大学在学中からグラフィックデザイナーの大智浩に師事。 《希望の泉》なのに泉(噴水)部分が撤去されている。

山田光造《明日へ》1981年(2015年撤去・保管),浦安市本庁舎中庭

山田 光造(やまだ みつぞう 1945-) 岐阜県加茂郡川辺町に生まれる。 【参考】 彫刻家・山田光造 -浦安市制記念碑(石彫刻作品)- 左が新本庁舎右が現本庁舎新と現本庁舎の間に本作は設置されているのだが、工事中で確認できない。→本作《明日へ》は、浦安…

柴田鋼造《希望の波》1998年,日の出公民館前(浦安市)

柴田 鋼造(しばた こうぞう 1935-) 愛知県に生まれる。 1957 東京芸術大学美術学部彫刻科 卒業 1974,1975 日展特選 1978- 日展会員 1993- 日展理事 【参考】 柴田 鋼造 特集

柴田鋼造《波光》1996年,当代島公民館前(浦安市)

鈴木丘《Old Tree is in New Town》1990年,入船歩道橋(浦安市)

鈴木 丘(すずき きゅう 1947-) 静岡県大仁町(現:伊豆の国市)に生まれる。 1971 東京芸術大学美術学部工芸デザイン科 卒業 1973 東京芸術大学大学院鋳金科 卒業 1981,1985 日展特選 現在 日展会員,現代工芸美術家協会評議員 【参考】 鈴木 丘 of さんし…

伊藤隆道《海風の塔》1989,新浦安駅ロータリー

伊藤 隆道(いとう たかみち 1939-) 北海道札幌市に生まれる。 1962 東京芸術大学美術学部工芸科金工 卒業 1966 「空間から環境へ展」銀座松屋,東野芳明企画 1989 東京都葛西臨海水族園アートデレクション計画/デザイン 浦安誕生100年記念モニュメント(千…

手塚登久夫《※調査中》○○年,浦安ブライトンホテル

山田光造《ぽっぽちゃん》1981年,浦安駅前

設置風景① 設置風景② ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 正面 正面足元 正面足元アップ キャプション① キャプション②

八木ヨシオ《カラスとイヌ》○○年,しおかぜ緑道

制作年と設置年は調べ中 本作品はカラスとイヌのセット作品であった。 しおかぜ緑道を散歩中の人に話を聞いてみると「"昔"はカラスもいたのに、どこへ行ったのかしらね」という反応が返ってきた。 →"昔"の部分については人によって年代がバラバラなので、い…

不明《不明》○○年,しおかぜ緑道

銘板(外されて放置されている)があったらしいことから、作家の作品であるかもしれない。 設置風景① 設置風景② 一柱 銘板 →外されて長い間放置されている。 一柱アップ① さらに一柱アップ① 一柱アップ② →柱の上方は磨かれているが、下方は彫ったままの質感…

八木ヨシオ《錨》○○年,しおかぜ緑道

制作と設置年は調べ中 比較 p.91『浦安市所蔵の美術品』2010年 ①正面 ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 暴露面=雨風に晒される面 →素材は花崗岩(御影石) 下半分(被暴露面) 下半分(非暴露面)アップ →苔が生えている。 銘板 →外されたまま長い間放置されている。

舟越保武《シオン》1983年,文化会館正面入口

本作は1週間ほど前にメンテナンスがされていた。 参考「シオン像、一段と優美に−浦安市文化会館で出迎え30年以上−」『浦安よみうり新聞』(2015年12月19日号) 設置風景 比較 p.82『浦安市所蔵の美術品』(2010年) ①正面 ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ 台座彫り込みタイト…

富永直樹《慈愛》2000年,郷土博物館前

設置風景 銘板 →タイトルの銘板は取り忘れ。 ①正面 ② ③ ④ ⑤背面 ⑥ ⑦ ⑧ 顔 少年顔 寝てる少女 寝てる少女下半身 地山 →地山(レンガ)が人物像の座る部分になっている。 地山と台座 背面 背面アップ →お母さんの背中左に他より輝いている金箔部分がある。

脇田愛二郎《モニュメント》1982年,浦安市立中央図書館前

本作は風で回転するので『浦安市所蔵の美術品』と同じ構図での撮影はできなかった。 設置風景 →右上の木が伸びてきている。作品が回転するとき枝とぶつかって双方に悪影響を及ぼす可能性がある。 比較 p.89『浦安市所蔵の美術品』 →ヤフー天気によると、東北…

志津雅美《幼児のブロンズ》1986年,しおかぜ緑道

制作年と設置年は調べ中。 →管理がみどり公園課なのでそこでしか分からないようだ。 →設置は1986年(「http://ohosisamas.web.fc2.com/gallery/old/1986/1986.html」より) 設置風景 →しおかぜ緑道はプロムナードなので普段は水が流れている。しかし、冬場は凍…

富永直樹《海浜》1994年,浦安市中央公民館4階庭園

浦安市中央公民館 4階庭園 設置風景 銘板 ①正面 →金箔が貼ってあったが、ブロンズ面に緑青(錆)が生成され金箔を押し上げ剥離させてしまった。 ② ③ ④ ⑤背中は正面に比べて金箔が残っている。 ⑥ 本像は『浦安市所蔵の美術品』(2010年)のp.81と比較すると、…

佐藤忠良《平和の像》1991年,若潮公園

設置風景① 設置風景② ①正面 ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 銘板 地山 地山と右足首アップ 右足つま先 →誰かが触っている部分は緑青に覆われていないブロンズ面が露出し、ピカピカと光っている。 流水経路の跡

柴田鋼造《風光る》1995年,総合体育館南側出入口

総合体育館南側 ①正面 ② ③ ④ ⑤背面 ⑥ ⑦ ⑧ 地山 足元(右)アップ 台座タイトル《風光る》アップ 腰辺りに緑青(錆)がみえる 腰アップ さらに腰アップ →金箔層が劣化しブロンズ層が露出、ブロンズ表面には緑青(錆)が確認できる。 風になびく布 風になびく…

岡本太郎《五大陸》1995年,運動公園

岡本太郎《躍動の門》を入って進むと見えてくる。 銘板 比較p.86『浦安市所蔵の美術品』2010年 →冬場なので水が満たされておらず、台座?部分が露出している。 穴の開いている大陸 穴の開いている大陸アップ →塗装の剥離が確認できる。 さらに穴の開いている…

岡本太郎《躍動の門》1995年,運動公園

正面 →触ってみたところ門の柱部分?の素材はコンクリートだと思われる。しかし塗装越しに触っているので要確認。 銘板 下部(接地面) 下部アップ →均等な高さで塗装にヒビ割れが確認された。コンクリートの円柱を積み上げるという工程でつくられたために生…

柳原義達《道標・鳩》1991年,中央武道館前 2015/12/22

右奥の建物が武道館 左像 右像 右像 地山 右像 地山アップ →進行性の緑青がブロンズ(黒い部分)を侵食している。 左像 羽の周辺アップ 緑(緑青)の部分が全体に広がっていて、黒(ブロンズ)の部分が凸になっている。 →進行性の緑青が生成されており、ブロ…

雨宮敬子《花まい》1987年,浦安市立中央図書館前

タイトルの1987年というのは生涯学習課で教えて頂いた情報であり、制作年ではなく浦安市が作品を取得・設置した年である。 雨宮敬子《花まい》1987年,浦安市立中央図書館前 比較『浦安市所蔵の美術品』浦安市教育委員会生涯学習部生涯学習課,2010年 p.71 【…

梅原正夫《すこやか》1987年,浦安市総合福祉センター中庭 2015/12/22

浦安市総合福祉センター 中庭 梅原正夫《すこやか》1987年 梅原正夫《すこやか》1987年 比較『浦安市所蔵の美術品』浦安市教育委員会生涯学習部生涯学習課,2010年 p.72 p.73

明海橋のモニュメント①

明海橋(あけみばし)明海橋は千葉県浦安市明海6丁目と高洲6丁目に架かる橋である。2014年9月18日に明海橋を通った際、橋の欄干や車止めにモニュメントが設置されていることに気がついた。流線形のフォルムに金色と黄土色を合わせたような着色がなされている…

しおかぜ緑道①ー水辺の小路とモニュメントー

しおかぜ緑道とは、浦安市内に伸びる全長1.8km程のプロムナードである。 浦安市にはハコモノ行政時代の遺産として、数多くのモニュメントが設置されている。 中央武道館には柳原義達の《道標・鳩》(1991年1月)、文化会館の正面入り口には舟越保武の《シオン…